銅・樹脂非エッチング密着処理剤

高周波帯を使用する次世代高速通信の実現において、構成材料の伝送損失を減少させることは必要不可欠です。一般的に銅(Cu)と樹脂との密着性を持たせるために銅表面を粗化処理する必要がありますが、当社の銅・樹脂非エッチング密着処理剤は、本薬液による処理を行うことで、銅表面を粗化せず銅と樹脂の密着力を向上させ、伝送損失を低減することが可能です。水系の処理剤で扱いやすく、処理後の加熱処理も不要です。また、非エッチングのため、銅の膜厚の減少がなくファインピッチ対応が期待できます。想定用途は、多層基板、ビルドアップ基板、半導体パッケージ基板(FC-BGA)等となります。


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銅・樹脂非エッチング密着処理剤「STA-G20」高速通信における高周波用途向け銅・樹脂密着を想定■特徴・銅表面を粗化せずに樹脂と密着させる・水系処理剤のため安定性良好・処理後の加熱不要■想定用途・パッケージ基板・多層基板等常態260℃半田10回密着力向上未処理STA-G20SaSz0.21μm0.23μm1.63μm1.87μm0.80.70.60.50.40.30.20.10ピール強度kN/mSTA-G20外観変化なし薬液処理平滑な密着層樹脂CuCu未処理乾燥■処理方法酸洗脱脂水洗薬液処理浸漬orスプレー水洗乾燥◆問合せ先(株)ADEKAe-mail:adeka-jouden4@adeka.co.jp電子ケミカル営業部情電四G


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